Carpenter KLL UPL 74/32 Custom Model |
KLL 74/32
Length: 2260mm (1 + Handle, Packed Length: 1595mm)
Line: PE 4-6
Lure: -150g
Maximum Drag: 9kg
Rod Weight: 355g
Top Guide: EMNST-16
Middle Guide: EMNSG
Butt Guide: EMNSG-40
Reel Seat: DPS-22 Down Lock
End Cap: BRC-22
Front Grip: 200mm
Rear Grip: 420mm
KLL 74/32
KLL74/32 は 『乗り合い船でのマグロ』 や 『小型プレジャーボートからのGT マグロ』 に開発しました。
また、乗り合いやプレジャーボートでのご使用でなくても、マグロやGTロッドで※PE6号の対応のショートレングスの
ロッドをお探しになられていた方へもお勧めです。ロッドが短いのでファイトは楽です。
※マグロ釣りの場合、ファイト時のラインの劣化を考慮してのPE8号の使用も可能です。
PE8号 リーダー200Lbにもお使いいただけるガイドセッティングになっています。
この場合、ドラグ数値はPE6号を想定したファイトを行ってください。
KLL74/32 はキャスティングに於いて、バックスペースに余裕が少なくても 『ビシッ』 としたショートストロークの
スイングでキャスティングが可能です。
また、キャスティングでのロッドブレが少ないアクションを採用していますのでコントロール性が高く、
ライントラブルが少ないうえ、レングスからは想像が出来ない飛距離が出ます。
KLL74/32 は通常の7フィート4インチと比べると キャスティングでロッドが機能する ”有効域の長さ” が長い
ことで 通常の同レングスのロッド以上の飛距離を出すことが出来ます。
テストでは KLL74/32 を、オーバーヘッドキャストで、PE5号 + 100ポンドリーダー + GTγ120を使用して、
緩やかな追い風で 85~90mの飛距離が出ていました。
KLL74/32 のフィーリングは、『 KLL.UPL75/45 』『 KLL.UPL70/45 』と似ています。
パワーが32Lbということで、使い心地が軽快、かつ強靭なロッドにしたかったので、それに見合うカーボン素材と
製法を採用した為、カーボンのマテリアルは異なりますが使用感は近いです。
KLL74/32 は、『 KLL.UPL75/45 』『 KLL.UPL70/45 』 のライトパワーと考えていただけます。
ご注意点ですが、KLL74/32 は、BLC(ブルーチェイサー)シリーズのアクションとは異なります。
どちらかといえば KLL74/32 のロッドのフィーリングは、『 KLL.UPL75/45 』『 KLL.UPL70/45 』や、
BC(ブラックカレント)シリーズの BC75MHS BC78HS BC611XHS/GM-SHP に似ています。
ルアーの適正ウェイトは、フローティングペンシル(γ、BF等 )をキャストしてアクションさせると考えるなら
90~140g がベストですが、ペンシルの操作に慣れておられる方なら もうワンサイズ小型のペンシルも
ご使用いただけると思います。
シンキングペンシルなら、ミニマムで50gから使用出来ます。
KLL74/32 の最大の特徴は “リフト力が大きく” “ロッドを立てたファイト” が可能なことです。
KLL74/32 はブランク剛性の高い作りになっています。
KLL74/32 は素直で綺麗に曲がるアクションなので、ファイトで特に使いやすいと思います。
乗り合いやプレジャーボートでの使用だけでなく、ショートレングスが好みで、このパワークラスのロッドを
お探しの方は、色々な場面や対象魚でお使いいただけます。
■ KLL74/32 と BLCシリーズとの違い ■
●適正ルアーとアクション
KLL74/32 と BLCシリーズの違いですが、KLL74/32 はBLCシリーズと比べると
ティップセクションは柔らかくありません。
ペンシル(γ BF) ですと、アクションを考えると 90~140g が使いやすいです。
“カップがあるペンシル” や “小型のカップがあるポッパー” など、BLCのアクションでは引き抵抗が大き過ぎて、
引き負けするルアーでも使用が可能です。
色々なルアーが使えて、使用ルアーに対して汎用性が高いロッドです。
●テーパーとキャスティング
KLL74/32 はBLCと比べると、スローテーパー寄りです。
ロッドの曲がりは、支点移行が非常にスムーズなパラボリックアクションです。
キャスティングにおきましては、ショートレングスですが飛距離を出せる調子にしてあります。
また、キャスティングでスイングストロークが短くても飛ぶようにしてあります。
KLL.UPL75/45 、 KLL.UPL70/45 と同様にロッドの全長が短くても飛距離が出るアクションです。
●ファイトと 方法
KLL74/32 のファイトは、BLCシリーズよりもロッドを立てたファイトが出来ます。
KLL74/32はブランク剛性の高い作りになってますので、魚が鉛直方向よりも自分側に居なければ、GTのような
ロッドを立てたファイトが出来るので、ファイトが楽です。
ロッドの高い剛性が、安心感を生み、魚とのファイトに集中出来ます
適正なドラグ調整を行っていただくと、ロッドを立てていれば魚が勝手に上がってきます。
■ 使い方は自由 ■
●適正ルアー重量
KLL74/32 はペンシル(γ BF) をキャストしてアクションをさせるにあたり 90~130g がベストルアーです。
キャストだけなら比重が高い シンキングルアー ならもっと小型のルアーでもOKです。
45g 60g などのフローティングペンシルや、30g位の小型のシンキングペンシルをご使用される場合は、
BLCシリーズの中から そのルアーウェイトに適しているロッドをセレクトしていただくのがベストです。
しかし、60~80kgのマグロが小型のベイトを捕食していて、ルアーサイズを小さくせざるを得ない時は、
“ロッドパワーとルアーウェイトにおいてタックルバランスのズレが起ること” は仕方の無いことだと考えております。
小型ルアーに対応するライトパワーのロッドにすると、マグロのサイズに対しロッドがパワー不足になると考えた場合、
KLL74/32 で小型のルアーをご使用になることは全く問題ありません。
●カジキのキャスティング
私は、カジキのキャスティングに BC611XHS/GM-SHP を使用しています。
しかし、6フィート11インチのレングスですと、ロッドのレングスの関係上、中間部につけるファイトリーダーの長さが
短くなってしまいます。
中間のファイトリーダーの長さがもう少し欲しかったのですが、 KLL74/32 なら、レングスが長いことで、中間の
ファイトリーダーの長さを長く出来ます。
KLL74/32 は、カジキのキャスティングロッドにも良さそうだと考えています。
■ 最後に・・・ ■
●アクションに対してのご留意を
KLL74/32 は 『 KLL.UPL75/45 』『 KLL.UPL70/45 』に似ています。
KLL74/32 は 『 KLL.UPL75/45 』『 KLL.UPL70/45 』 のライトパワーの位置づけですので
BLCの調子とは異なります。
ご購入の際は、これらの点もご留意願います。
カーペンター製品設計 小西
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