MC Works Southern Blue SB 548SS Akabara Special Spin jigging Rod
Jig Weight:250g-500g
Section: 1
Rod Length: 5'4''
Line Rating: PE5-8
Max Drag:13KG
Colour: Custom Red or Blue bindings on MC works black blanks
Made in Japan
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九州南洋、薩南の大カンパチ、いわゆるアカバラを釣るためのロッドとして15年前に開発を始めたSOUTHERN BLUEシリーズ。その原器たる535SSはグラスコンポジットをカーボンコンポジット化して、10年以上ブランクチェンジを行っていない。スーパーロングセラーモデルである。その当時の主流だった強くて重いロッドコンセプトとは相反する軽くて、比較的良く曲がるブランクは、一部の棍棒信者の方の中からは異論を唱える向きもあった。しかし、ロッドはそれを使う海に対して、理論的にマッチしていればそれで良いのだという、今に続くMC works’のロッド設計理念を最初に具現化したモデルであった。AKABARAシリーズは全体を通して、ベリーからバットの張りが強いモデルは存在しない。天井に当てて、ティップ付近だけ曲げてみるといかにも硬い感触が伝わってくるが、その硬さはジグを動かすための堅さであって、ラインを通して実際のファイトと同じような負荷を掛けてみると、意外なほどよく曲がることにお気づきになると思う。アングラーが受ける負担の量は、リジット方向に負荷が伝搬されるほどに大きくなる。それを大きく回避するためのブランク設計がこのシリーズの基本コンセプトである。国内は元より海外遠征を多数こなすアングラーや海外のアングラーのように、実戦経験豊富なジギングマニアの方にはこのコンセプトに共感して頂いている方が多い。ビギナーには体力負担を最大限軽減し、ベテランにはいなして獲る為の柔軟性に高評価を頂いている、ヘビージギングの基本シリーズがSB”AKABARA SPECIAL”である。 |
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SB516SSを若干パワーアップして、ややレングスを取ったモデル。海外でのクルーザータイプのボート等での取り回しの良さを考慮して開発。あくまでSBシリーズなので、8パワー表記といえどもSDの538XXパワーと比較して平均的日本人アングラーにもフルベンドできるバットパワーとベンドデザインとなっている。
SB535SS”AKABARA”はGC(Grass composite)構造の旧535SS(~01)の後を受けて開発したCC( Carbon composite)構造によるティップヘビージグロッドである。
根ずれリスクの比較的少ない曽根周りや、ほとんどの島周りのジギングに最適な、やや強めのティップとマイルドなバットパワーとを持たせている。シリーズの中では最もライトではあるが、この海を研究して設定したパワーは必要にして十分なものである。そして、このロッドは、数多くのアカバラを捉えてきた。MC works’全ロッドの中で最も長い継続期間製作しているロングセラーモデルでもある。 |
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